関口雄揮 /11 の解釈によるインスタレーション展 出展作品
関口雄揮が描いた「白い花」の繊細な色彩表現を音に置換し、些細な色変化の気づきを助長させる。
また、その音の変化をモビールを軸に立体として構成することで、白い花を基盤としたサウンドインスタレー ションを制作する。
「白い花」を 250x192pixel の解像度に再構築し、1pixel に おける色要素(RGB) の値をそれぞれ取得する。(閾値 0-255) その数値をシンセサイザーやノイズの音程や、音量に割り 振りし、「白い花」の色彩表現を音として可聴化させる。 合計で(250×192=)48,000pixel と 255x255x255 の音のバリー エーションが生まれることになる。
1 秒あたり 10pixel のスピードで色の値を取得し、音に反映 させる。取得する順番は「鑑賞者が絵画を眺める時のよう な目の動き」をランダム値を用いてプログラムを表現。 この音をレコーディングした音源を現地で再生する。